初回のみ初診料3,000円をいただいております。
AGAは、いわゆる男性型の脱毛症です。ケースバイケースですが、主に前頭部と頭頂部の毛髪から薄くなっていきます。思春期以降に発症し始め、20代後半から30代ごろに発症が目立ち、最終的には毛髪がない状態になります。AGAが発症する原因は、毛包の毛乳頭細胞や毛母細胞に存在する5αリダクターゼ(還元酵素)が、男性ホルモンであるテストステロンを、より強力なジヒドロテストステロンに変換することによります。このジヒドロテストステロンが毛母細胞の分裂を抑制するなどして、ヘアサイクルの成長期はだんだん短縮していき、薄毛や脱毛が起こるのです。そのため、AGAの治療としては、主に5αリダクターゼによるジヒドロテストステロンへの変換を抑える働きを持つ治療薬(デュタステリド、フィナステリド)、発毛を促す効果のあるミノキシジルを使用します。なお、薬の副作用としては、性欲減退、下痢、肝機能障害などがあります。
EDは、いわゆる勃起障害のことです。具体的には、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない状態が続いている」、「十分な勃起を維持できない状態が続いている」ときに診断されます。主な原因としては、ストレス、加齢、生活習慣病、神経系の障害、一部の薬剤の影響などが指摘されています。治療においては、勃起の改善に効果のある薬を処方いたします。この中にはいくつかの種類(バイアグラ 等)があるので、患者さんの状態を勘案して決めていきます。なお、副作用としては、ほてり、めまい、頭痛などがあります。
にんにく注射の主な成分は、ビタミンB群です。これを注射する際に、にんにくのような匂いがすることから、このような呼び名が付きました。ビタミンB群が不足すると、疲労物質である乳酸の分解も進まなくなり、疲労が回復しにくくなります。慢性的な疲労に悩まされている方、肩こりや腰痛を改善したい方、冷え性の方、風邪をひきやすい方などは、にんにく注射がお勧めです。なお、にんにく注射の主成分は水溶性のビタミンB群なので、とくに重篤な副作用は認められませんが、まれに注射部位の発赤、痛みなどが起こることがあります。多くの場合、数日で治まりますが、不安がある場合は医師にお申し出ください。
ビタミン注射には、ビタミンB群やビタミンCなどの成分が豊富に含まれています。ビタミンB群は、体内におけるエネルギー産生の働きを促進し、蓄積した疲労物質を除去するため、疲労回復に効果があります。ビタミンCは、コラーゲン合成や動脈硬化予防、免疫増強などの効果があり、風邪予防や美容に有効です。こうしたビタミンは食事やサプリメントからの摂取だけでは不足することがあります。そのような時にはビタミン注射がお勧めです。静脈から直接体内に補給しますので、経口摂取に比べて吸収率が格段に高く、より大きな効果が期待できます。ちなみにビタミンB群もビタミンCも水溶性ビタミンなので、過剰に摂取したとしても体内で蓄積されることはなく、尿として排泄されるだけです。副作用はほとんどありませんが、まれに注射部位の発赤、痛み、アレルギー反応などが起こることがあります。
プラセンタは人の胎盤から抽出されたものから作られます。その成分に含まれる成長因子は細胞の新陳代謝を促す働きがあります。さらに、アミノ酸やビタミン、コラーゲン、ヒアルロン酸などが豊富に含まれているので、美容面などの効果につながると考えられています。シミやシワ、たるみを改善したい方にはプラセンタがお勧めです。また、更年期障害の諸症状である、のぼせ、冷え、肩こり、頭痛、腰痛、不眠、イライラ感などの改善も期待できます。なお、副作用としては、注射部位の腫れ、痛み、発疹、掻痒感などがあります。
当院ではラエンネックを使用しております。
AGA | 3,000~7,000円/月(税別) |
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ED | 1,000~1,500円/回(税別) |
にんにく注射 | 1,500円(税別) |
ビタミン注射 | 1,500円(税別) |
プラセンタ注射 | 1,000~2,000円(税別) |